成長期の子どもにとっての「眠り」は、3つの重要な意味を持ちます

成長期の子どもにとっての「眠り」は、3つの重要な意味を持ちます

当社の理念

睡眠と生活リズム改善運動人はなぜ眠るのか

通常、私たちは「疲れたときに眠る」または「身体を休めるために眠る」と考えがちです。
しかし、成長期の子どもにとって、「眠り」はそれ以上の意味を持つようです。
眠りは、子どもたちにどのような影響をもたらすのでしょう。大きく分けて次の3つが挙げられます。

1.脳を創る

脳科学研究の進歩とともに、乳・幼児期における子どもたちの睡眠(質・量・リズム)発達が脳の発育・発達、さらには学習意欲や学力に大きく関係していることが明らかになっています。

2.脳を守る

睡眠中は、シナプスの点検整備時間です。大脳は自らの情報処理力(働き)を保つ(守る)ために眠る、といわれています。

3.脳を育てる

脳にある「海馬」は、眠っている間に働く知識工場と呼ばれています。今日、経験したことを何度も再生して確かめたり、昨日までの知識と合わせたりして、知識を確立していきます。眠りの間に学習する、といわれる由縁はここからきているのでしょう。

こうしてみると、子どもたちにとって眠りは発達に欠かせないもの。
そして、このような働きを最大限に引き出すために重要なのが、睡眠の「量」、「質」、「時間帯」なのです。