事業所内・院内保育はアートチャイルドケア

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カラフルノート~いろんな芽を出せ子どもたち~

子どものイヤイヤ・反抗期と言葉かけ

「これはイヤ」「あれもイヤ」と,こちらの言うことはすべてNG!途方に暮れてしまうことはありませんか?

新生児のころ、右も左もわからなかった子どもたちも、自分の意思が確立し始めると自己主張が始まります。さらにイヤイヤ期や反抗期に入ると、「これはイヤ」「あれもイヤ」とこちらの言うことはすべてNG!で途方に暮れているご家庭もあるかもしれません。こうなるとこちらもつい「○○しなさい!」と大きな声を出してしまいがちですよね。しかし、「本当は叱りたくない…」「自分から進んで行動してくれたら…」そんな思いをお持ちの方も多いことかと思います。
 では、どのように声をかけてあげたら良いのでしょうか。方法の一つとして「子どもに決めてもらう」ということがあります。

例えば、なんでもイヤイヤの1歳児さん。ごはん前、なかなか手を洗おうとしてくれないときには「手を洗おうか?」「自分で洗う?それとも一緒に洗う?」と提案をして、どうするかを決めてもらいます。自分の思いを主張したい頃ですから、自分が決めたと思うと行動しやすいようです。どうしてもイヤな時は「まだ遊びたいんだよね」と共感したり、「後で洗おうか」と少し待ってあげたりすると気持ちが切り替えやすくなります。
もちろん提案なので、こちらの思いは伝えてOK。ある園では、苦手なものを「ひとつ食べる」といった子に「3つ食べない?」と提案したところ、2つ食べることになり、結局全部食べられたのだとか。
子どもの決断力を信じる、少し待つ、そんな大人側の余裕がポイントなのかもしれません。

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