事業所内・院内保育はアートチャイルドケア

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事業所内・院内保育はアートチャイルドケア

当社の理念

第69回 福井県小児保健協会学術集会
シンポジウムにおける発表

2022年7月に開催された第69回福井県小児保健協会学術集会シンポジウム「こどもにおける事故について 最近の話題 予防や対策」において、当社(アートチャイルドケア社、以下ACC)の事故に関する取り組みを発表しました。
ACCは、各園それぞれが事故予防対策を講じる仕組みはもちろん、全園共通の内容による園内研修の実施、系列園で発生した事故や重大ヒヤリハットを全社で共有するなど、多くの園を運営しているスケールメリットを生かした取り組みも実施しています。福井県小児保健学会では、ACCの保育園で発生している事故の傾向や重大事故予防の取り組みについて報告しました。

<発表>第69回福井県小児保健協会学術集会
<形式>シンポジウム
<タイトル>保育園におけるこどもの事故対策と実情

【発表の概要】

1. ACCの事故対策の概要及び事故報告について

  • 本社に集約された事故等に関する情報を各施設と共有する
  • 受診したケガや病気、誤食・誤薬・脱走・置き去り等を事故報告書で報告
  • 乳幼児の生活の場において発達過程から切り離せない様々な事故への対策を講じることは、重大事故につながる要因の発見になる

2. ACCの事故予防に関する仕組み

  • ヒヤリハットを重要視することがその先にある重大事故の確率を下げる
  • 施設内で共有できる土壌を作るため、ヒヤリハットシートを作成
  • シートには体験した事象のみを書き留めるものとする(心情的なことは省く)

図1 ACCのヒヤリハットシート

図1 ACCのヒヤリハットシート

  • 施設長が中心となって「危険度」「頻度」の高い案件は別の検証記録で対策をたてる
  • 電子申請システムで本社に報告、第三者が記録を確認し、気になることは再考を促す
  • 他の施設と記録を共有し、それぞれの施設で起こりうる事故として対策を検討する
図2 2020年度 児童一人当たりの事故件数とヒヤリハット件数の関係

図2 2020年度 児童一人当たりの事故件数とヒヤリハット件数の関係

図3 2021年度 児童一人当たりの事故件数とヒヤリハット件数の関係

図3 2021年度 児童一人当たりの事故件数とヒヤリハット件数の関係

図2,3:各施設の児童一人当たりの年間ヒヤリハット件数と事故件数の関係の散布図

  • 2020年度は児童一人当たりの年間ヒヤリハット報告数10件を境に事故件数が減少
  • 2021年度は10件以下が多かったが、10件以上の施設も増加
  • データの共有による啓発は、潜在的なリスクもあぶり出す効果がある
  • こまめなヒヤリハットの記録は重大事故になりうる発端を発見し、対策につながる
  • 今後の重点課題は改善策の精度をあげること

ACC全社で事故予防の取組みを行う上では、全職員が事故予防に関する同レベルの知識を持つことも重要だと考えています。そのため共通テキストを用い、毎年各施設で施設長が講師となって施設内研修を実施しています。無意識に事故に繋がる行動をしていないか保育者一人ひとりが自己チェックする章と、事例をもとに異物除去・心肺蘇生の仕方をシミュレーションする章があります。今後も各施設という「個」と、全社という「集団」の両輪で事故予防に取り組んでいきたいと考えています。