事業所内・院内保育はアートチャイルドケア

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当社の理念

No.1宣言

『2022年度 No.1宣言より「見える・魅せるNo.1」』

当社では、年度初めに各施設がそれぞれNo.1宣言を決定します。「No.1宣言」とは、一言で言ってしまえば各施設の年間目標です。
全職員で前年1年を振り返り、各施設の強みを強化したり、弱みを克服する目標を立て、気持ちを一つに、どこにも負けないNo.1を目指しています。 今回は、2022年度のNo.1宣言から、東北にある当社の保育園の取り組みをご報告します。

『4月、新しい体制に変わり、業務量の偏りが目立ちました。そこで、業務の見える化と職員が楽しむ保育展開を目指しました。合言葉は『見える・魅せるNo.1』です。例えば、ミーテイングで職員配置表をもとに、保育の指導案に反映。その結果、各自が当事者意識を持って保育に臨む基盤ができました。また、事故予防につなげる「ヒヤリハット」の報告について「つい後回しにしてしまう」という職員の発言から、ホワイトボードと付箋を各クラスに設置し、「気付いたら書く」を実践。職員同士がその場で検証しながら意見を出し合い、環境を改善することにもつながりました。このように、職員の配置や役割分担が明確になると、徐々に日常業務が安定し、その上でより充実した保育内容を検討できるようになりました。

そこで、「大人も楽しみながら保育をする」をキーワードに各自の「好き」や「得意」を保育に反映していきました。まずは、家庭菜園の経験者を中心に、野菜作りに取り組みました。毎日のお世話が習慣化するうちに、畑仕事が外遊びのメインに。発展してダイナミックな泥遊びもはじまりました。また、里芋の葉っぱを傘にみたてたり、収穫した野菜をごしごし洗ったり。さらに、洗ったじゃが芋をすりおろし、自家製片栗粉を作り、粘土のように感触あそびも楽しみました。続いて生き物が好きな職員が中心となり、カブトムシを幼虫から育てました。玄関先に飼育箱を設置し、保護者様にも共有。園内の様子が見えにくい時期が続いたからこそ、こうした教材を仲立ちに、保護者様との会話や交流がより深まったように感じました。

大人が楽しむことで心にゆとりができると、子どもも職員も柔軟な発想になり、子どもの興味やひらめきを受容できる職員が増えました。次年度はもっともっと楽しく、毎日がワクワクするような園を目指していきたいと思います。』

収穫物を実際に見て触れるように掲示
収教材を実際に見て触れるように掲示

収穫物や日々の保育や行事で使用した教材も実際に見て触れるように掲示