年初に能登半島地震が起こり、その後も各地で自然災害が発生しています。どこで暮らしていても、平時から災害時への備えは欠かせません。
災害時の被災による疲労から食欲が減退している時には、温かい食事を食べるとホッとするものです。今回は、当社が4月から運営を開始している「認可保育園」「児童発達支援教室」「子育て支援センター」「児童館」の4つで構成された複合児童福祉施設「みんなプラザ早島」にて、6月に実施したイベントで好評だった『パッククッキング』を紹介します。

パッククッキングとは耐熱性のポリ袋に食材を入れ、袋のまま鍋で湯せんする調理方法です。一度に何種類も作ることができ、衛生的で洗い物が出ません。準備するものはカセットコンロとカセットボンベ、鍋、水(飲用でなくても良い)、食品用の高密度ポリ袋(湯せん可のもの)、陶器の皿(袋が鍋底に接触して破れるのを防ぐため)です。
基本の手順は以下の通りです。
①鍋底に皿を敷きカセットコンロで鍋の湯を沸かす。
②袋に食材と調味料を1人分ずつ入れる。
③加熱すると袋がふくらむので、空気を抜いてねじりながら袋の上の方でしっかり結ぶ。
④沸騰した湯の中で15~20分程度加熱したら出来上がり。
⑤鍋から取り出し、袋から直接食べる。


イベントでは、親子丼と簡単サラダ、野菜ジュース入り蒸しパンを作りました。参加した小学生からは「自分で全部できた!また作りたい」「美味しかった」「家でもやってみる」といった感想や大人からは「具体的な方法がわかった」「小学校の家庭科の授業で取り入れても良いのでは」などのご意見をいただきました。
食品用の高密度ポリ袋はスーパー等で簡単に手に入ります。日常で使っているものを災害時にも役立てられるよう、パッククッキングに取り組んでみてはいかがでしょうか。
・カセットコンロ
・カセットボンベ
・深さのある鍋
・陶器の皿
・食品用高密度ポリ袋
大人1人分(子どもは親子丼の米を半量に、それ以外は同量)
| 親子丼 | 【材料】 ・米 80g ・水100cc ・焼きとり缶 1/2缶 ・卵 1個 ・玉ねぎ1/6玉 |
| 切り干し大根の味噌汁 | 【材料】 ・切り干し大根 大さじ1 ・乾燥わかめ 適量 ・麩 適量 ・だし(かつおぶし、煮干し、干ししいたけ等) 適量 ・味噌 小さじ2 ・水 150cc |
| 蒸しパン | 【材料】 ・ホットケーキミックス 大さじ3強(30g) ・野菜ジュース 20cc |
① ポリ袋に米と水を入れる(有事の際は洗米不要、気になる場合は無洗米を使用)。
② 別のポリ袋に割卵した卵と焼き鳥缶、カットした玉ねぎを入れてなじませる。
③ 加熱調理後、ご飯①は15分ほど蒸らす。食べる直前に①に②を乗せる。
① 全ての材料をポリ袋に入れる。
① 全ての材料をポリ袋に入れて、ダマにならないように混ぜる。
上記3種類のポリ袋の空気を抜き、ねじりながら袋の上部を結ぶ。鍋底に皿を敷き、湯を沸かす。沸騰したら袋のまま鍋に入れ15分程加熱(湯せん)したらできあがり。
エネルギー 603kcal、タンパク質 28.0g、脂質 13.4g、食塩相当量 1.5g(大人1人分)
